迅雷(読み)ジンライ

精選版 日本国語大辞典 「迅雷」の意味・読み・例文・類語

じん‐らい【迅雷】

  1. 〘 名詞 〙 はげしい雷鳴。急激になりだすかみなり疾雷(しつらい)。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「烈燄迅雷の急切なる処より」(出典:足利本人天眼目抄(1471‐73)中)
    2. 「迅雷疾風(ジンライシップウ)の如く大阪から引返し」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)
    3. [その他の文献]〔論語‐郷党〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「迅雷」の読み・字形・画数・意味

【迅雷】じんらい

はげしい雷。〔論語郷党れば、必ず色を變じて作(た)つ。雷風烈には、必ず變ず。

字通「迅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android