マルワーン1世(読み)マルワーンいっせい(その他表記)Marwān I ibn al-Ḥakam

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルワーン1世」の意味・わかりやすい解説

マルワーン1世
マルワーンいっせい
Marwān I ibn al-Ḥakam

[生]623
[没]685
ウマイヤ朝第4代のカリフ (在位 684~685) 。イスラム社会の第2次内乱の最中,それまでのウマイヤ家のカリフとは同じウマイヤ家に属してはいても別系統のマルワーンがカリフに選ばれ,その後彼の子孫がカリフ位を継承した。彼の子孫を総称してマルワーン家という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む