マンギョン江(読み)マンギョンこう(その他表記)Man'gyǒng-gang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンギョン江」の意味・わかりやすい解説

マンギョン(万頃)江
マンギョンこう
Man'gyǒng-gang

韓国,チョルラプク (全羅北) 道の北部を流れる川。全長 98km。ノリョン (蘆嶺) 山脈のウォンドゥン (遠灯) 山に源を発し,チョンジュ (全州) 川などの支流を合せ,西流してクンサン (群山) 市の南方でファン (黄) 海に流入する。短い川であるが水量は比較的多く,韓国の重要な穀倉であるホナム (湖南) 平野を潤している。かつては水運が盛んで,船は河口から 37kmのイクサン (益山) 郡テジャンチョン (大場村) 里まで遡航し,特に出穀期に多く利用された。

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