マンソン裂頭条虫症(読み)マンソンれっとうじょうちゅうしょう(その他表記)diphyllobothriasis mansoni

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンソン裂頭条虫症」の意味・わかりやすい解説

マンソン裂頭条虫症
マンソンれっとうじょうちゅうしょう
diphyllobothriasis mansoni

マンソン裂頭条虫感染症幼虫皮下組織脂肪組織腹腔内臓などに寄生し,さまざまの症状を起す。皮下組織に迷入した場合は,鳩卵大の腫瘤ができることもある。幼虫は外科的に摘出するか,40%エチルアルコールを2~4cc患部に注入して,虫体を殺す。予防法は第1中間宿主のケンミジンコがいる水を飲んだり,第2中間宿主のニワトリカエルなどの生肉を食べないことである。

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