とっさの日本語便利帳 「マンハッタン・カクテル」の解説 マンハッタン・カクテル マンハッタン(Manhattan)▼一八九八年以来ニューヨーク市の中心にある一区の名称で、ほとんどニューヨーク市と同義。バーボンウィスキーと甘口ベルモットのカクテル「マンハッタン」は、一八七〇年代にニューヨーク市の「マンハッタン・クラブ(Manhattan Club)」が考案し、命名されたものと考えられているが、詳細は不明。一八四〇年代にメリーランド州のあるバーテンが、決闘で負傷した男を回復させるために、このカクテルを考案したともいわれる。一八九四年に初めて文献に登場し、一九世紀末には大流行した。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by