マンボズボン

精選版 日本国語大辞典 「マンボズボン」の意味・読み・例文・類語

マンボ‐ズボン

  1. 〘 名詞 〙 ( 洋語[スペイン語] mambo+[フランス語] jupon ) マンボのバンドマンなどが着用していた、すそ幅の狭い細みのズボン。
    1. [初出の実例]「マンボズボンなんかはいてるの、いないんだよ」(出典:日暮れて(1960)〈中野重治〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のマンボズボンの言及

【プラード】より

…そのサウンドはしだいに甘く軽いものに変化していったが,55年の《セレソ・ローサCerezo Rosa》,58年の《パトリシアPatricia》のような中期の作品のほうが,アメリカでは大きな売上げを記録した。日本では1954‐55年に脚にぴったりとして裾がきわめて細いマンボズボンが流行するなど,間接的にもせよ戦後風俗に及ぼした影響は大きい。マンボ【中村 とうよう】。…

※「マンボズボン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android