マークI戦車(読み)マークいちせんしゃ(その他表記)Mark I tank

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マークI戦車」の意味・わかりやすい解説

マークI戦車
マークいちせんしゃ
Mark I tank

イギリスが開発した世界で最初の戦車。第1次世界大戦中の 1916年9月 15日,西部戦線ソンムの戦いに投入され,ドイツ軍をパニックに陥れた。「タンク」の名称は,スパイの目を逃れるため当初「水タンク」と称したことによる。マークI戦車には,車体両側に 57mm砲を搭載した雄型と機関銃だけ搭載した雌型 (6門搭載) がある。雄型の主要目は,乗員8,全備重量 28.5t,全長約 9.75m (尾輪を含む) ,最高時速 6km,武装 57mm砲2。機銃4。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 戦い

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む