20世紀西洋人名事典 「マーナロイ」の解説
マーナ ロイ
Myrna Loy
1905.8.2 - 1993.12.14
女優。
モンタナ州ヘレナ生まれ。
本名Myrna〉 マーナ〈Williams ウィリアミ。
卒業後、幼少時代からのダンスを活かし、グローマンズ・チャイニーズ・シアターのダンシング・チームに加わり踊りが認められる。勧められた演技テストを受けず機会を失うが、メトロから声がかかり、「ベン・ハー」(1926年)に端役で出演。その他の作品に「美人帝国」(’25年)、「影なき男」(’34年)、サラ・シドンズ賞受賞作「裸足で散歩」(’50年代)、「恋は巴里で」(’56年)などがある。「夏の黄昏」(’81年)ではフォンダの最後の共演者となった。WBと契約の際に「映画界にはウィリアムズ姓が多い」ので、ガートルード・スタインの詩をヒントにロイを名乗る。’36年以来結婚、離婚を4回繰り返している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報