翻訳|microsome
組織をすりつぶした懸濁液を遠心分離する際に、核やミトコンドリアを取り除いたのち、超遠心(10万gで1時間)によって沈殿するリボ核酸(RNA)の多い分画をいう。ミクロソームともよぶ。1946年、ベルギー生まれの細胞生物学者A・クロードが命名した。ミクロゾームの中には、粗面小胞体、滑面小胞体、ゴルジ装置の膜、破砕した細胞膜が含まれる。したがって、ミクロゾームは生きた細胞の中に存在する特定の細胞小器官ではなく、細胞の分画操作の際に得られる人工産物である。細胞の全RNAの50~60%、高濃度の脂質および数種の酵素タンパクを含む。
[小林靖夫]
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...