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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
固相のコロイド粒子が液相の分散媒中に分散している系である。サスペンジョンともいう。粘土を含んだ濁水などは身近な懸濁液の好例である。懸濁粒子は、コロイド粒子よりもかなり大きい径のものをも含む。金属粒子を含むゾル(たとえば金のコロイドであるカシウス紫など)は、みな懸濁液である。これらの安定な懸濁液をつくるには、通常は保護コロイドが必要である。たとえば、墨汁(ぼくじゅう)などは、炭素のコロイド粒子に膠(にかわ)が保護コロイドの役割を果たしている。
[山崎 昶]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
サスペンションともいう.液体中に固体が粒状に分散した状態をいう.雨後の濁った河水などは,微小な粘土類のサスペンションである.静置すると比重の大きい粒子は沈降するが,粒径がコロイド程度(10-7~10-9 m)に小さい場合や,分散媒の粘度を高くすると沈降速度はいちじるしく小さくなる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…溶流の形で運搬される物質は溶流物質と呼ばれる。浮流suspensionは砕屑粒子が流体中を浮遊・懸濁状態で水平的に運搬される様式である。この場合は渦流の垂直成分や上昇流に支えられて粒子が運搬されるので,浮流が持続するには粒子が微細なほどよい。…
…(3)倚音(転過音changing tone,アッポジアトゥーラappoggiatura) まず強拍に置かれて2度進行で和声音に解決するもので,自由掛留音とも呼ばれる。(4)掛留音suspension 倚音が前の和音の和声音からタイで結ばれて予備されている場合をいう。(5)逸音 倚音とは逆に和声音に続いて弱拍部に置かれ次の和音に進む。…
※「懸濁液」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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