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懸濁液 ケンダクエキ

7件 の用語解説(懸濁液の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

けんだく‐えき【懸濁液】

液体中に顕微鏡で見える程度の粒子が分散しているもの。粘土を含んだ濁水、金のコロイド溶液など。

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百科事典マイペディアの解説

懸濁液【けんだくえき】

サスペンジョンとも。液体中に0.1〜10μm程度の固体微粒子が分散したもの。泥水,墨汁などはその例。長時間放置すると微粒子は沈降するが,安定剤(墨汁に対するゼラチンなど)を加えると長く懸濁状に保たれる。
→関連項目コロイドゾルBCGホモジナイザーろ(濾)過機

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岩石学辞典の解説

懸濁液

流体,水または空気の塊の中で粒子が運ばれる移動の様式.粒子は形成された乱流の上向きの力のために床に落ちることが妨げられる.液体中の固体の分散系などの例がある[Gilbert : 1934].液体中にコロイド粒子または顕微鏡で見える程度の粒子として固体粒子が分散した分散系をいう.粒子が非常に細かく分散し,粒子間の凝集が起こりにくい場合はかなり長期間安定に存在する[長倉ほか編 : 1998].

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栄養・生化学辞典の解説

懸濁液

 溶液とは異なり,固体の微粒子が液体に分散して浮遊している状態.

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世界大百科事典 第2版の解説

けんだくえき【懸濁液 suspension】

液体中に固体の微細粒子が浮遊している分散系で,サスペンジョンともいう。分散粒子は重力の作用により沈降するが,粒子が微細なほど長く分散状態が保たれ,とくに粒径が0.5μm(5×10-7m)以下になると安定に存在し,粒子コロイドあるいはゾル呼ばれる。泥水などの土壌分散系,墨汁,印刷インキなどは,身近にみられる懸濁液である。種々の金属,非金属の単体,硫化物,酸化物,水酸化物ケイ酸塩などの懸濁液は,分散法または凝縮法によりつくられる。

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大辞林 第三版の解説

けんだくえき【懸濁液】

固体の微粒子が液体中に分散している混合物。粒子の大きさはコロイド粒子程度かそれよりも大きい。泥水や墨汁・印刷インキなど。サスペンション。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

懸濁液
けんだくえき
suspension

固相のコロイド粒子が液相の分散媒中に分散している系である。サスペンジョンともいう。粘土を含んだ濁水などは身近な懸濁液の好例である。懸濁粒子は、コロイド粒子よりもかなり大きい径のものをも含む。金属粒子を含むゾル(たとえば金のコロイドであるカシウス紫など)は、みな懸濁液である。これらの安定な懸濁液をつくるには、通常は保護コロイドが必要である。たとえば、墨汁(ぼくじゅう)などは、炭素のコロイド粒子に膠(にかわ)が保護コロイドの役割を果たしている。[山崎 昶]

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世界大百科事典内の懸濁液の言及

【運搬作用】より

…溶流の形で運搬される物質は溶流物質と呼ばれる。浮流suspensionは砕屑粒子が流体中を浮遊・懸濁状態で水平的に運搬される様式である。この場合は渦流の垂直成分や上昇流に支えられて粒子が運搬されるので,浮流が持続するには粒子が微細なほどよい。…

【非和声音】より

…(3)倚音(転過音changing tone,アッポジアトゥーラappoggiatura) まず強拍に置かれて2度進行で和声音に解決するもので,自由掛留音とも呼ばれる。(4)掛留音suspension 倚音が前の和音の和声音からタイで結ばれて予備されている場合をいう。(5)逸音 倚音とは逆に和声音に続いて弱拍部に置かれ次の和音に進む。…

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