ミクロチューブル(その他表記)microtubule

翻訳|microtubule

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミクロチューブル」の意味・わかりやすい解説

ミクロチューブル
microtubule

マイクロチュビュールなどとも記し,微小管と訳す。細胞内に電子顕微鏡で見られる微小な管構造で,直径約 20nmの中空管である。管壁は,球状の単位蛋白質であるチュービュリンが約 13個会合して構成され,これがさらに積重なって長い微小管となる。ミクロチューブルは細胞内の各種の運動に関連しており,細胞分裂の際の紡錘糸,真核細胞での繊毛と鞭毛,アメーバの仮足の動きなどは,いずれもミクロチューブルによるものと理解されている。機能の発現にあたって,他の一種の蛋白質であるダイニンとの協合作用が重要なことが示されている。

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