ミクロン島(読み)ミクロントウ(その他表記)Miquelon

デジタル大辞泉 「ミクロン島」の意味・読み・例文・類語

ミクロン‐とう〔‐タウ〕【ミクロン島】

Miquelonカナダ東部ニューファンドランド島南方にある島。南側サンピエール島とともに、フランス海外領土サンピエールエミクロンに属す。ルカップ、グランドミクロン、ラングラードの三つの島がトンボロでつながる。岩がちで人口は少ない。

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改訂新版 世界大百科事典 「ミクロン島」の意味・わかりやすい解説

ミクロン[島]
Miquelon

北アメリカ,ニューファンドランド島南方沖合のフランス領の島。かつて北アメリカにあった広大なフランス領のなごりで,近くのサン・ピエール島などとともに,フランスの地域公共団体となっている。面積115km2。南に隣接するラングラードLanglade島(小ミクロン島,面積91km2)とは砂州で結ばれている。ラングラード島と合わせた人口709(1990)。北西大西洋漁場をひかえ,タラ漁など水産業が盛ん。行政的にはサン・ピエール・ミクロン(海外)県を形成し,フランス国会へ議員を送っている。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミクロン島」の意味・わかりやすい解説

ミクロン島
みくろんとう
Miquelon Island

カナダ、ニューファンドランド島南岸沖に位置する小島。サン・ピエール島とともに、北アメリカにおける唯一のフランス領である。

[編集部]

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