サンピエール島(読み)サンピエールトウ(その他表記)Île Saint-Pierre

デジタル大辞泉 「サンピエール島」の意味・読み・例文・類語

サンピエール‐とう〔‐タウ〕【サンピエール島】

L'île Saint-Pierreカナダ東部ニューファンドランド島南方にある島。北側ミクロン島とともに、フランス海外領土サンピエールエミクロンに属す。漁業基地として水産加工業が行われる。免税店があり、観光客人気がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「サンピエール島」の意味・わかりやすい解説

サン・ピエール [島]
Île Saint-Pierre

北アメリカ,ニューファンドランド島の南に位置するフランス領の小島。面積26km2。17世紀前半にフランス人が上陸,その後イギリス領有権を争ったが,1814年のパリ条約近くミクロン島とともにフランス領となった。サン・ピエール・エ・ミクロンはフランスの地域公共団体(人口6392。1990)の一つで,県都は最大都市でもあるサン・ピエール。近くに漁場グランド・バンクスをひかえ,漁業基地として重要である。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンピエール島」の意味・わかりやすい解説

サン・ピエール島
さんぴえーるとう
Saint-Pierre

カナダ東部、ニューファンドランド島の南に位置する島。面積26平方キロメートル。北隣のミクロン島とともにフランス領(海外自治体)。

[山下脩二]

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