ミズガルズ蛇(読み)ミズガルズへび

百科事典マイペディア 「ミズガルズ蛇」の意味・わかりやすい解説

ミズガルズ蛇【ミズガルズへび】

北欧神話に出てくる巨蛇。Miδgarδsormr。ヨルムンガンド(〈巨大な杖〉の意)とも呼ばれる。ロキ巨人の女との間にもうけた子で,オーディンが海に投げ込んだところ,成長して大地を一巻きするに至り,世界終末の日には陸に上がってきてトールと戦い共倒れになる。
→関連項目ラグナレク

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android