改訂新版 世界大百科事典 「みずほ高原」の意味・わかりやすい解説 みずほ高原 (みずほこうげん) 南極昭和基地の南方に広がる高原性の氷床域で,内陸部は標高3500mに達する。西部にやまと山脈が存在する以外は,厚さ約2000mの氷に覆われている。内陸部から海岸に向かって斜面下降風が吹き,地吹雪の日が多い。大陸氷は宗谷海岸および白瀬氷河に向かって流動している。日本隊による気象,雪氷,地学などの調査が1957年以降続けられており,みずほ基地が置かれている。執筆者:楠 宏 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by