ミッテルゲビルゲ(その他表記)Mittelgebirge

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミッテルゲビルゲ」の意味・わかりやすい解説

ミッテルゲビルゲ
Mittelgebirge

ヨーロッパ大陸において,アルプス山地と北ドイツ低地の間に広がる丘陵地や山地の総称。アルプス山地とは地質学的に異なり,高度も 1000mをこえないところが多いことから,中位の高さの山地,高山に対して中山という意味をもつ。バリスカ褶曲帯に属し,中生代,新生代に断層運動や浸食作用を受けたので,多くの山塊に分れ,居住や交通の障害となることは少い。有用鉱物が多く,縁辺部では,ルール炭田やシロンスク炭田のように石炭の埋蔵もあるため,むしろ鉱工業生産の中心となってきた。主要な山塊は,ボージュ山地,シュワルツワルト,ライニッシェスシーファーゲビルゲ,ハルツ山地,チューリンガーワルト,ベーマーワルト (ボヘミア森) ,エルツ山地,スデティ山脈など。

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