現代外国人名録2016 「ミハイルカリキス」の解説
ミハイル カリキス
Mikhail Karikis
- 職業・肩書
- アーティスト ブライトン大学上級講師
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1975年
- 出身地
- ギリシャ・テッサロニキ
- 学歴
- ロンドン大学スレード・スクール・オブ・ファインアート博士課程修了
- 経歴
- ロンドンを拠点に活動を行う。建築を学んだ後、音、映像、写真、パフォーマンスなどを使う横断的な表現を展開。また、自らの創作を〈声の彫刻〉と呼び、代表作「ワーク・カルテット(労働についての4つの映像)」は、音が労働コミュニティとどのように関係しているか、または音が社会政治的・経済的・文化的環境とどう共振しているのかを音と映像を使って、人間の活動に焦点をあてた作品シリーズ。自らパフォーマンスも行い、ヨガなどで発声を鍛え、金切り声で叫び、不条理な現実を想起させる。2013年あいちトリエンナーレ、第54回ベネチア・ビエンナーレ・デンマーク館(イタリア,2011年)、第19回シドニー・ビエンナーレ(2014年)などの国際展に参加するほか、個展「海女」(英国,2013年)、「不穏の子どもたち」(イタリア,2014年)などがある。2013年、2014年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報