デジタル大辞泉 「金切り声」の意味・読み・例文・類語 かなきり‐ごえ〔‐ごゑ〕【金切り声】 金属を切るときに出る音のように、高く張り上げた鋭い声。細くて甲高い声。ふつう女性の声にいう。「金切り声をあげる」[類語]甲高い・甲高・声高こわだか・高調子・きんきん・尖とがり声・甲走る・絹を裂くよう・黄色い声・声・音声・発声・美声・悪声・だみ声・どら声・胴間声・鼻声・裏声・小声・猫撫で声・声色・肉声・人声・地声・大声・大音声・音吐・蛮声・がらがら声・しゃがれ声・しわがれ声・塩辛声・ハスキーボイス・風邪声・含み声・作り声・嬌声・奇声・悲鳴・声を上げる・声を大にする・声を張り上げる・声を尖らす・声を嗄らす・声を忍ばせる・声を潜める・声を荒らげる・声を落とす・声を掛ける・声を殺す・声を揃える・声を立てる・声を呑む・声を励ます・声を振り絞る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「金切り声」の意味・読み・例文・類語 かなきり‐ごえ‥ごゑ【金切声】 〘 名詞 〙 ( 「かなぎりごえ」とも ) 金属を切るとき出る音のように鋭くかん高い声。黄色い声。[初出の実例]「百会から出るやうな金ぎり声でいけぬめりやす」(出典:洒落本・郭中掃除雑編(1777))「女の金切声(カナキリゴヱ)が時々稲妻のやうに闇夜に鋭く通った」(出典:伊豆の踊子(1926)〈川端康成〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by