ミヤオソウ(その他表記)Dysosma pleiantha (Hance) Woodson

改訂新版 世界大百科事典 「ミヤオソウ」の意味・わかりやすい解説

ミヤオソウ
Dysosma pleiantha (Hance) Woodson

メギ科の多年草。地下茎がよく発達する。地上茎の基部には数枚の鱗片葉がある。葉は通常2枚で,楯状,6~8浅裂し,こまかい鋸歯でふちどられる。2枚の葉の間から集散花序が出る。花はすべて垂れ下がっている。萼片9枚,花弁暗紫色で6~9枚,4~6本のおしべの葯は縦裂開し,めしべは1本1室で多数の胚珠がある。果実は紫色漿果(しようか)に熟す。台湾,中国大陸に数種が分布し,ミヤオソウ属Dysosmaの根茎や根はおもにヘビにかまれたときの解毒剤として,あるいは消炎剤として用いられる。

 ごく近縁なポドフィルム属Podophyllumが,北アメリカ東部と中国からヒマラヤにかけて分布し,解毒止血痛み止めなどの目的で使われている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む