ミュスタイア

デジタル大辞泉 「ミュスタイア」の意味・読み・例文・類語

ミュスタイア(Müstair)

スイス東部、グラウビュンデン州、ミュスタイア渓谷の最奥にある町。ザンクトヨハン修道院がある。ミュスタイル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ミュスタイア」の意味・わかりやすい解説

ミュスタイア

スイス南東部,イタリア国境に接する谷間の町。町はずれにある〈聖バプテスマのヨハネ修道院〉は,780年ごろフランク王国のカール大帝の創建と伝えられる。カロリング朝の教会建築を代表する建物で,西端部に四角い塔をもつ。内部フレスコ画はカロリング朝時代に描かれ,スイスの壁画でもっとも壮麗なもののひとつ。12世紀に造られたカール大帝像やキリスト洗礼を描いた11世紀のレリーフなども残る。修道院は1983年,世界文化遺産に登録。

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