ミュンスターラント(その他表記)Münsterland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミュンスターラント」の意味・わかりやすい解説

ミュンスターラント
Münsterland

ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州の地方。南縁はライン川支流のリッペ川,北縁はエムスラント,東縁はトイトブルガーワルト,西縁はオランダとの国境およびライン川下流部で区分される北ドイツ低地の湾入部。中世から 1803年までミュンスター司教領に属し,現在も中心都市はミュンスターで,他に目立った都市はない。酪農が卓越する農業地帯で,散居形態集落が多い。

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世界大百科事典(旧版)内のミュンスターラントの言及

【ウェストファーレン】より

…地域自治権の拡大にK.シュタインの果たした役割は大きい。
[自然,産業]
 南部のザウアーラントSauerland,北部のミュンスターラント,両地域に挟まれるヘルウェークラントシャフト,東部のウェーザーベルクラントに大別される。ザウアーラントは南はジーク川,北はルール川,メーネMöhne川に挟まれる山地で,農耕には適さず,鉱工業が早くから発達した。…

※「ミュンスターラント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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