ミルトバックナー(その他表記)Milt Buckner

20世紀西洋人名事典 「ミルトバックナー」の解説

ミルト バックナー
Milt Buckner


1915.7.10 - 1977.7.27
米国のジャズ奏者。
ミズーリ州セントルイス生まれ。
別名Milton Buckner。
兄はジミー・ランスフォード・バンドで活躍したアルト奏者のバックナー,テッドである。1930年代からデトロイトのバンドで演奏する傍らアレンジも担当。その後、’41年よりライオネル・ハンプトン楽団で名声を得るが、この間’49〜50年17人編成の自己のバンドでも活躍。’52年以降自己のオルガン・トリオを率いて演奏活動し、’60年代後半はヨーロッパで人気を得た。晩年はイリノイ・ジャケーと演奏活動を行い、オルガン・ジャズのパイオニア的存在として評価された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android