むくりこくり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「むくりこくり」の意味・わかりやすい解説

むくりこくり
むくりこくり / 蒙古高句麗

蒙古(もうこ)と高句麗(こうくり)との併称であるが、ときに蒙古だけをさすこともある。鎌倉中期に、蒙古と高麗連合軍日本に来攻した文永(ぶんえい)・弘安(こうあん)の役(元寇(げんこう))に際して、人々が「蒙古、高句麗の鬼がきた」といって恐れたのに始まるといわれる。のちにこれが転じて、鬼や恐ろしいもののたとえとして、泣きやまない子供をあやし脅すのに用いられ、さらに転じて、無理非道な事柄をいうようになった。

[宇田敏彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む