現代外国人名録2016 「ムサトラオレ」の解説
ムサ トラオレ
Moussa Traoré
- 職業・肩書
- 政治家,軍人 元マリ大統領
- 国籍
- マリ
- 生年月日
- 1936年9月25日
- 出生地
- 仏領スーダン(マリ)
- 学歴
- フランス陸軍士官学校
- 経歴
- 仏領スーダン(現・マリ)西部の農家に生まれる。フランスの軍事学校で学び、1959年のマリ独立後(’60年)に帰国。’64年マリ軍中尉。のち准将。’68年11月ケイタ大統領に対する無血クーデターを指導し民族解放軍事委員会議長。ケイタ政権で導入された社会主義経済政策の一部を廃止。’74年国民投票により新憲法を成立させる。’79年5月単一政党の人民民主同盟(UDPM)を創設、書記長。6月の共和制移行で大統領に就任。’80年までは首相も兼務した。’85年6月再選。’88年5月〜’89年7月アフリカ統一機構(OAU)議長。’91年複数制要求の運動が高まり、3月軍事クーデターで失脚。’93年殺人罪で妻とともに死刑判決を受けるが、後にコナレ大統領により終身刑に減刑。2002年人道的理由から赦免された。1990年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報