山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
ムハンマド・ブン・アブドゥルワッハーブ
Muḥammad b.‘Abd al-Wahhāb
1703~92
ワッハーブ運動の祖。アラビア半島のナジュド生まれで,各地を学問遍歴。18世紀中頃にムハンマド・ブン・サウードと邂逅,その宗教運動を政治活動に昇華させる。厳格な唯一神信仰を特徴とし,後世のイスラーム復興運動にも大きな影響を与えた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報