ムバラス油田(読み)ムバラスゆでん(その他表記)Mubarras oil field

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムバラス油田」の意味・わかりやすい解説

ムバラス油田
ムバラスゆでん
Mubarras oil field

アラブ首長国連邦の首都アブダビの沖合いに位置する油田。日本のアブダビ石油がアブダビ沖合鉱区で発見した。丸善石油,大協石油(→コスモ石油),日本鉱業(→JX日鉱日石エネルギー)の 3社は 1967年同鉱区を取得し,翌 1968年1月にアブダビ石油を設立,1969年9月の 1号井に続き 1971年3月までに 5坑の試掘を行ない,いずれも出油に成功した。1973年5月に生産を開始,同年 6月には日本向け出荷が始まった。生産された原油は,ムバラスブレンドという名称で,全量が日本向け。埋蔵量は公表されていない。産油量は,生産開始から 1980年代までは日量 2万バーレル前後の水準を維持していた。積み出しは油田の西側にあるムバラス島から行なわれている。

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