ムリダンガム

百科事典マイペディア 「ムリダンガム」の意味・わかりやすい解説

ムリダンガム

南インドの細長い樽形両面締太鼓。あぐらをかいて座り,横にして両手ではさむような形で演奏する。リズムは高度に発達しており,さまざまなリズム・パターンを駆使して即興演奏が行われる。カルナータカ音楽声楽ビーナーなどの伴奏に用いられ,ターラについたり離れたりしながらソリストを盛り立て,聴衆を堪能させる。皮膜を張っている紐の張力を加減して音高を声や旋律楽器に合わせる。

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