ムリダンガム

百科事典マイペディア 「ムリダンガム」の意味・わかりやすい解説

ムリダンガム

南インドの細長い樽形両面締太鼓。あぐらをかいて座り,横にして両手ではさむような形で演奏する。リズムは高度に発達しており,さまざまなリズム・パターンを駆使して即興演奏が行われる。カルナータカ音楽声楽ビーナーなどの伴奏に用いられ,ターラについたり離れたりしながらソリストを盛り立て,聴衆を堪能させる。皮膜を張っている紐の張力を加減して音高を声や旋律楽器に合わせる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む