改訂新版 世界大百科事典 「ムーロム」の意味・わかりやすい解説 ムーロムMurom ロシア連邦西部,ウラジーミル州の都市。オカ川の河港で,ロシア最古の町の一つ。人口12万3627(2004)。年代記の862年の項に初めて登場する。1392年にモスクワ大公国に編入された。17世紀に創建されたトロイツキー修道院,ブラゴベシチェンスキー修道院とボスクレセンスカヤ教会が歴史的建築物として残っている。モスクワ,コブロフ,カザンへの鉄道の分岐点で商業地であったが,機械,繊維,ミシンなどの工場もある。執筆者:高田 和夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by