メラノテック石(読み)メラノテックせき

最新 地学事典 「メラノテック石」の解説

メラノテックせき
メラノテック石

melanotekite

化学組成鉱物直方晶系,空間群Pbcn,格子定数a0.6992nm, b1.1022, c1.0054,単位格子中4分子含む。ふつうは塊状,葉片状まれに柱状結晶。黒~黒灰色,ほとんど不透明,金属~脂肪光沢劈開は2方向。硬度6.5,比重6.19。薄片では無~赤褐色,著しい多色性あり。屈折率α2.12, β2.17, γ2.31, 2V(+)67°,光分散vrやや強。FeをMnで置換したものがケントロライト。米国アリゾナ州,ナミビアTsumebなどの鉛鉱床に産するほか,スウェーデンLångbanやPajsbergなどの含鉛変成マンガン鉱床中に自然鉛などに伴う。名称は吹管で熱すると黒い珠となるので,「溶けて黒くなる」という意味のギリシア語に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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