自然鉛(読み)しぜんなまり

最新 地学事典 「自然鉛」の解説

しぜんなまり
自然鉛

lead

化学組成Pbの鉱物。立方晶系,空間群Fm3m,格子定数a0.49506nm,単位格子中4分子含む。立方体,八面体,十二面体結晶のほか,粒状,板状,ひも状,樹枝状など。金属光沢劈開なし。硬度1.5。比重11.37。灰色,条痕灰色,不透明,反射能 R = 68.4%(400nm)〜69.6(700)。熱水鉱床や砂礫層中に産し,木の根を自生作用で置換した産状もある。砂礫層や永久凍土層中にも見つかっている。日本では北海道初山別村から砂金-砂白金含有砂礫層中の金-錫合金鉱物(留萌鉱,ユアンジャン鉱)・銀-錫合金鉱物(初山別鉱)とともに球状をして,砂金粒中に包有される。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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