メリライト(その他表記)melilite

最新 地学事典 「メリライト」の解説

メリライト

(1)merrillite
石質隕石中に含まれるCaリン酸塩鉱物として記載されたがウィットロカイトと判明。
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(2)melilite
ゲーレン石-オケルマン石系鉱物の一般名あるいは同構造のメリライト族の名,鉱物種名ではない。黄長石とも。正方晶系,空間群。Caの位置には多少のNa, Kが,MgもしくはAlの位置にはBe, Znが置換。Bが主成分の岡山石もこのなかま。ふつう蜜黄色なので,名称は「蜂蜜」を意味するギリシア語に由来。
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参照項目:ウィットロカイト
参照項目:オケルマン石
参照項目:ゲーレン石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 青木

改訂新版 世界大百科事典 「メリライト」の意味・わかりやすい解説

メリライト
melilite

黄長石ともいう。化学成分はゲーレナイトCa2Al2SiO7オケルマナイトCa2MgSi2O7を両端成分とする固溶体であり,Caを置換してNa,Kが,Al,Si,Mgを置換してFe3⁺,Fe2⁺などがしばしば含まれる。正方晶系,四角柱状,四角板状結晶をなし{001}に明りょうなへき開をもつ。ガラス光沢で蜜黄色,緑色,褐色などを呈する。モース硬度5,比重2.9~3.4。名はギリシア語のmeli(蜜)に由来する。SiO2に乏しい火成岩や,石灰質接触変成岩に産出する。また製鉄高炉スラグの主成分でもあり,これは近年セメント原料として盛んに利用されている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メリライト」の意味・わかりやすい解説

メリライト
melilite

二酸化ケイ素に乏しい火成岩。オケルマナイト Ca2MgSi2O7 ,ゲーレナイト Ca2Al2SiO7 ,ソーダメリライト NaCaAlSi2O7 を端成分とする固溶体。メリ石,黄長石とも呼ばれる。硬度5~6,比重 2.95~3.05。黄,褐,緑褐色で正方晶系の鉱物。多くの場合板状または短柱状。ネフェリンリューサイトなどを含む玄武岩質岩石に含まれる。

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