メリライトともよばれる鉱物。マグネシウムに富むオケルマン石åkermaniteと、アルミニウムに富むゲーレン石gehleniteとの固溶体を表す系列名。成分変化によって色も変化する。正方短柱状結晶をなし、細柱状にはならない。高温生成の岩石のスカルン中、あるいはケイ酸分に乏しいアルカリ火山岩中に産する。またカーボナタイト(炭酸塩鉱物からなる火成岩)の主要構成鉱物として産する。日本では、ゲーレン石成分に富むものは広島県庄原(しょうばら)市久代(くしろ)、岡山県高梁(たかはし)市備中(びっちゅう)町布賀(ふか)などのスカルン中に大きな結晶や塊を産する。オケルマン石成分に富むものは、島根県浜田市長浜の霞石(かすみいし)を含む玄武岩中に少量産する。英名はこの鉱物の一般的な色から蜂蜜(はちみつ)を意味するギリシア語に由来する。
[松原 聰]
⇒ メリライト(2)
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…黄長石ともいう。化学成分はゲーレナイトCa2Al2SiO7とオケルマナイトCa2MgSi2O7を両端成分とする固溶体であり,Caを置換してNa,Kが,Al,Si,Mgを置換してFe3+,Fe2+などがしばしば含まれる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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