日本大百科全書(ニッポニカ) 「メルー火山」の意味・わかりやすい解説 メルー火山めるーかざんMount Meru 東アフリカ、タンザニア北部の成層火山。キリマンジャロ火山の西南西約70キロメートルに位置する。二重式火山で、最高点は山頂カルデラ西縁の標高4567メートル。中央火口丘は標高3669メートルで、噴気孔、硫気孔が現存する。19世紀後半(2回)と1910年に噴火した。南西山麓(さんろく)の高原都市アルーシャは観光地として知られ、ダルエス・サラームやケニアのモンバサ港へ鉄道が通じており空港もある。[諏訪 彰][参照項目] | アルーシャ | キリマンジャロ火山 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例