日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルーシャ」の意味・わかりやすい解説 アルーシャあるーしゃArusha アフリカ南東部、タンザニア北部のメルー山南麓(なんろく)にある都市。人口16万5700(2002推計)。ダルエス・サラームからの鉄道の終点で、近郊にキリマンジャロ国際空港がある。ケニア国境にも近く、セレンゲティ国立公園を巡る観光の中心である。かつては東アフリカ共同体の政庁が置かれていた。しばしば国際会議も開催される。1967年2月、アフリカ社会主義を提唱した「アルーシャ宣言」で有名である。[赤阪 賢][参照項目] | セレンゲティ国立公園 | ダルエス・サラーム | 東アフリカ共同体 | メルー火山 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルーシャ」の意味・わかりやすい解説 アルーシャArusha タンザニア北東部の商業都市。アルーシャ州の州都。キリマンジャロ山の南西約 80km,メルー山山麓の標高 1350mの高原に位置する。年平均気温 23.3℃,暑い日でも 30℃をこえることは少なく,しのぎやすい。周辺の肥沃な農業地帯で産するコーヒー,サイザルアサ,ジョチュウギク,パパイアなどの集散地。マニャラ湖,セレンゲティ国立公園,ンゴロンゴロ自然保護区などへの観光基地でもあり,東アフリカ観光の中心地の一つ。人口8万 8155 (1978推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報