ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メーヌエロアール県」の意味・わかりやすい解説 メーヌエロアール〔県〕メーヌエロアールMaine-et-Loire フランス西部,ペイドラロアール地域 (レジオン) の県。旧アンジュー州の大部分とツーレーヌ州の一部とから成る。県都アンジェ。中部をロアール川が西流し,アンジェ付近で南流するメーヌ川がこれに合流する。流域の平野部では肥沃な耕地が開け,野菜,果樹,苗木などが栽培される。東部でワインを産し,北西部ではシードル用のリンゴ栽培が行われるほか,鉄鉱石の産もある。アンジェ南東のトレラゼではスレートを産し,全国生産の4分の3を占める。アンジェは美しい古都で 13世紀の城や大聖堂,絵画やタペストリーを蔵する博物館がある。面積 7166km2。人口 70万 5882 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by