モソッティ-クラウジウスの式(読み)モソッティクラウジウスノシキ

化学辞典 第2版 の解説

モソッティ-クラウジウスの式
モソッティクラウジウスノシキ
Mossotti-Clausius' equation

クラウジウス-モソッティの式ともいう.無極性分子物質誘電率εと分子分極率αを関係づける式.

ここで,P分子分極M分子量,ρは密度,NAアボガドロ定数.O.F. Mossotti(1850年)とR. Clausius(クラウジウス)(1879年)により導かれた.εは無次元の数であるから,上式で定義されるP一種モル体積であり,多くの場合温度に無関係である.有極性分子に対しては,上式の最右端に分子の配向分極に関する項が付加されたデバイの式となる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

法則の辞典 の解説

モソッティ‐クラウジウスの式【Mossotti-Clausius equation】

「クラウジウス‐モソッティの式」のページをご覧ください。

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む