モチリン

栄養・生化学辞典 「モチリン」の解説

モチリン

 1972年にブタ十二指腸から分離精製されたペプチドホルモン下垂体にも分布する.空腹時の腸管運動を促す機能があるとされる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のモチリンの言及

【胆囊】より

…もっとも,胆囊は空腹時においても一定のリズムで軽い収縮と拡張を繰り返していることも知られており,この仕組みはまだ完全に解明されてはいない。しかし,モチリンmotilinという消化管ホルモンの関与が示唆されている。
[胆囊の病気]
 正常の胆囊が腹壁の外から触れることはまずない。…

※「モチリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android