改訂新版 世界大百科事典 「モニューシュコ」の意味・わかりやすい解説
モニューシュコ
Stanisław Moniuszko
生没年:1819-72
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報
…ウクライナでドゥーマは盲目の吟遊歌人コブザーリkobzar’が,バンドゥーラbandura(トルコ名をコブザkobzaというリュート型撥弦楽器)を弾きながら歌う叙事詩で,現在も残存している。ドゥムカはまずポーランドで用いられ始め,モニューシュコやショパンの歌曲にみられる。ウクライナではシェフチェンコなどが悲歌的な詩にこの名を冠した。…
…
[ロマン主義時代]
19世紀,ポーランドのロマン主義音楽は3国による支配への抵抗と挫折の歴史の中で展開された。民族的で革新的なピアノ音楽を書いたショパンと,民族的オペラ《ハルカ》(1847)と《幽霊屋敷》(1864)を残したモニューシュコはこの時代の代表者であるが,その先駆者に指揮者・教育者としても活動したエルスネルJósef Antoni Franciszek Elsner(1769‐1854)とクルピンスキKarol Kazimierz Kurpiński(1785‐1857)がいる。名バイオリン奏者リピンスキKarol Józef Lipiński(1790‐1861)とマズルカ,ポロネーズなどピアノ曲を残した女流ピアノ奏者のシマノフスカMaria Agata Szymanowska(1789‐1831)も無視できない。…
※「モニューシュコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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