モノヒドロカルサイト

最新 地学事典 「モノヒドロカルサイト」の解説

モノヒドロカルサイト

monohydrocalcite

化学組成CaCO3・H2Oの鉱物。一水方解石とも。三方晶系,空間群P3112,格子定数a1.0566nm, c0.7573,単位格子中9分子含む。きわめて微細な三方両錐形結晶の集合。白~灰色,半透明,ガラス光沢。硬度未決定,比重2.4。薄片では無色,屈折率ω1.545, ε1.590,一軸性正。塩分濃度が高い湖や洞窟の堆積物中や生体中などに産し,日本では北海道足寄郡足寄(あしよろ)町のシオワッカ冷泉の石灰華に伴う。脱水して方解石に変化しやすい。名称は化学組成上,方解石に1分子の水が加わったものと考えて命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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