モース関数(読み)モースカンスウ

化学辞典 第2版 「モース関数」の解説

モース関数
モースカンスウ
Morse function

二原子分子の分子力場を解析的に表現するために,P.M. Morseが提案して以来,広く用いられている関数.結合している原子の核間隔が,平衡間隔からΔrだけずれたときのポテンシャルをU(Δr)とすると,

U(Δr) = De[1 - exp(-β・Δr)]2

とするもので,De は分子の解離エネルギーと零点エネルギーの和に対応し,一方,βはポテンシャルの鋭さを表すパラメーターである.β2 は平衡位置のごく近傍で成立する調和振動子近似における力の定数に対応させることができる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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