ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤジリカヤ」の意味・わかりやすい解説
ヤジリカヤ
Yazilikaya
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…また奴隷の下に,羊飼い,アグリグと呼ばれる階層があり,これと通婚した自由民の女性は,一時的にその地位を失った。
[宗教]
ヒッタイトの宗教は,ハットゥサの北東2kmにある王国末期の葬祭殿ヤジリカヤをみてもわかるように,征服地の神々も広く信奉されたため,その支配領域が広がるにつれて,崇拝される神々の数も増えていった。ヒッタイト独自の神々の系列は,カニシュ・カッパドキア系で,女神クババ,馬神ピルワ,穀物神ハルキなどがこれに属する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」