やれやれ(読み)ヤレヤレ

デジタル大辞泉 「やれやれ」の意味・読み・例文・類語

やれ‐やれ

[感]《「やれ」を重ねていう語》
困難や不安が解決したとき、大きな感動を覚えたときなどに発する語。「やれやれ、これで安心」「やれやれ、たいへんな人もいたものだ」
予期しない困難に出あったとき、疲労・落胆したときなどに発する語。「やれやれ、困ったことになったぞ」「やれやれ、いやになってしまった」
他人の不幸などに同情して発する語。「やれやれ、かわいそうに」
呼びかけるときに発する語。おいおい。
「何かあとから―と呼ぶから」〈咄・鯛の味噌津〉
[類語]えんやらやっとやっとのことでどうにかこうにかどうにかやっとようやく何とかかろうじてからくも危うくすんでのところ間一髪危なくすんでのことすんでにあわや九死に一生を得るすれすれようようようやっとどうかこうかかつがつどうやらこうやら曲がりなりにもまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないまだしもまだいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ最早もはや畢竟ひっきょう結局やはり所詮どの道いずれにしても結句遂にとどのつまり詰まるところ帰するところ詮ずるところ要するにいずれどうせつまりとうとういよいよ挙げ句挙げ句の果て差し詰め究竟きゅうきょう果ては何と言ってもどっち道とにかく何しろ何せ何分なにぶん何分なにぶんにもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれ遅ればせ思い通りやっとこさやっとこせやっとこからがら命からがら心ならず一杯一杯精一杯たかだかせめてせめても首の皮一枚ぎりぎりほうほうのてい滑り込み漕ぎ着ける冷や汗をかく危機一髪きわどい薄氷をサバイバル虎口を脱する命冥加一髪一髪千鈞せんきんを引くとりあえずひとまず間に合わせる何はさておき何はともあれ差し当たりまんまと

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精選版 日本国語大辞典 「やれやれ」の意味・読み・例文・類語

やれ‐やれ

  1. 〘 感動詞 〙
  2. 人を呼ぶ時にいうことば。特に、目下の者を呼ぶ時に用いる。やいやい。
    1. [初出の実例]「やれやれ千手か忠光か、〈略〉して先敵は討とめしか」(出典:浄瑠璃・蝉丸(1693頃)四)
  3. 感動した時に発することば。
    1. [初出の実例]「やれやれ、かたじけなひ、たもんでんのふくありのみを下された」(出典:虎明本狂言・連歌毘沙門(室町末‐近世初))
  4. ほっとした時に発することば。
    1. [初出の実例]「やれやれと実はこの通り汗をびっしょりかきましてな」(出典:見知らぬ人(1936)〈真船豊〉一)
  5. がっかりした時や、しくじった時、あきれた時などに発することば。
    1. [初出の実例]「やれやれにがにがしひ事じゃ、某がまじなひをしった、なをいてやらふ」(出典:虎明本狂言・痺(室町末‐近世初))

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世界大百科事典(旧版)内のやれやれの言及

【取引所】より

…また,値がつかない状態を,売りの場合〈やり気配〉,買いの場合〈かい気配〉という。 やれやれ買った株が当初の思惑どおりいかず値下がりしてしまい,長い間もったあとその株が上昇し,買値またはそれより多少上の水準で売ること。〈やれやれ売り〉ともいう。…

※「やれやれ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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