化学辞典 第2版 「ユニクラッキング法」の解説
ユニクラッキング法
ユニクラッキングホウ
Unicracking process
1960年代にアメリカのUnion Oil社によって開発された石油の水素化分解法の一つ.石油の高沸点留分を原料として,高温・高圧下,水素気流中で固体酸性を有する担体に活性金属を担持した触媒を用いて分解し,より軽質の炭化水素を得る方法.アイソクラッキング法など類似の方法が多数開発されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報