活性金属(読み)かっせいきんぞく(その他表記)active metal

日本大百科全書(ニッポニカ) 「活性金属」の意味・わかりやすい解説

活性金属
かっせいきんぞく
active metal

水素よりも低いイオン化エネルギーをもち、水または酸と反応して容易に溶解する金属。たとえば、セシウムルビジウムカリウムナトリウムリチウムバリウムストロンチウムカルシウムマグネシウム(以上の金属は水および酸と反応する)、アルミニウム亜鉛、鉄、鉛、スズ(以上の金属は酸と反応する)などがある。水素よりも高いイオン化エネルギーをもつ金属は不活性金属とよばれる。

[杉本克久]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む