日本大百科全書(ニッポニカ) 「活性金属」の意味・わかりやすい解説 活性金属かっせいきんぞくactive metal 水素よりも低いイオン化エネルギーをもち、水または酸と反応して容易に溶解する金属。たとえば、セシウム、ルビジウム、カリウム、ナトリウム、リチウム、バリウム、ストロンチウム、カルシウム、マグネシウム(以上の金属は水および酸と反応する)、アルミニウム、亜鉛、鉄、鉛、スズ(以上の金属は酸と反応する)などがある。水素よりも高いイオン化エネルギーをもつ金属は不活性金属とよばれる。[杉本克久] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例