翻訳|Judith
ドイツの劇作家ヘッベルの処女作。五幕悲劇。1840年初演。尊敬するシラーの『オルレアンの乙女』(1801)の祖国愛と敵将への愛との相克という主題に刺激を受け、『旧約聖書』外典の「ユディト書」を材料に、近代女性の自我の目覚めの問題を盛り込んだ作品。美女ユーディットは、バビロニアの梟雄(きょうゆう)ホロフェルネスの軍勢に包囲された故郷の地ベトゥーリアを救うべく敵陣に乗り込む。彼女は神のお告げの実現と思い込んでいたが、敵将の寝首をかいたあと、真の動機は自分の秘められた情欲と、自分の誇りを傷つけた男への復讐(ふくしゅう)であったと思い知らされ、自我の深淵(しんえん)の前に立ちすくむ。
[谷口 茂]
『吹田順助訳『ユーディット』(1932・春陽堂)』
…ハイデルベルク,ミュンヘンの大学で学び,1839年ハンブルクに帰還。処女作《ユーディットJudith》(1841)で名まえを知られた。旧約聖書外典の女主人公にフロイトにも通じる鋭い心理解釈を加えたものだが,もう一人の主人公ホロフェルネスをニーチェのツァラトゥストラの先取りとすることもできる。…
※「ユーディット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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