ユーフラテス

百科事典マイペディア 「ユーフラテス」の意味・わかりやすい解説

ユーフラテス[川]【ユーフラテス】

西アジアの大河トルコ東部のクルディスターン山岳部近くに源を発して西流,南に転じてシリアに入り,さらに南東に転じてイラク貫流ティグリス川と合流してシャット・アルアラブ川となりペルシア湾に注ぐ。全長約2800km。流域面積約57万9300km2水量は9月が最低で5月が最高に達する。下流域はティグリス川流域とともにメソポタミアと呼ばれ,世界最古の文明発祥の地として知られる。メソポタミア平原に入って傾斜がほとんどないため,洪水により古代から幾度も河道が変わっている。現在トルコ,シリア,イラク3国で水資源開発計画が進められている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む