ヨネルペルレア(英語表記)Jonel Perlea

20世紀西洋人名事典 「ヨネルペルレア」の解説

ヨネル ペルレア
Jonel Perlea


1900.11.30 - 1970.7.30
指揮者,作曲家。
元・ブカレスト歌劇場音楽監督・首席指揮者,元・コネティカット交響楽団常任指揮者。
オグラダ(ルーマニア)生まれ。
父はルーマニア人、母はドイツ人。ミュンヘンライプツィヒで学び、1923年ブカレスト、’24年ロストックで指揮者を務める。1928年ブカレスト歌劇場指揮者となり、’34年同歌劇場音楽監督・首席指揮者就任。又ブカレスト放送局の音楽監督、ブカレスト音楽アカデミー教授も務めた。’44年ナチスの強制収容所に送られる。その後自由の身となり、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場に出演。’55年コネティカット交響楽団常任指揮者就任。又一方欧米各地のオーケストラ客演。’58年右手麻痺にもかかわらず、レコード録音を中心に指揮活動を行った。作品に弦楽4重奏曲、ピアノ4重奏曲、歌曲管弦楽の小品などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android