ラ・アルヘンティニータ(その他表記)La Argentinita

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラ・アルヘンティニータ」の意味・わかりやすい解説

ラ・アルヘンティニータ
La Argentinita

[生]1895. ブエノスアイレス
[没]1945.9.24. ニューヨーク
スペインの舞踊家。本名 Encarnación López。6歳のときマドリードでデビュー,民俗舞踊にもスペイン・クラシック・ダンスにもすぐれた才能を示した。 1932年民衆詩人 G.ロルカとともにマドリード・バレエ団を組織して,スペイン国内を巡演。このバレエ団は,ロルカの演劇も同時に上演した移動劇団でもあった。ロルカの台本,作曲に成る『カフェ・デ・モニータ』を振付けたほか,代表作に『ボレロ』と『ゴエスカス』がある。妹の P.ロペスも舞踊家。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android