20世紀西洋人名事典 「ライオネルトリリング」の解説
ライオネル トリリング
Lionel Trilling
1905 - 1976.(1975.説あり)
米国の批評家。
ニューヨーク出身。
コロンビア大学で学び、同大学で英文学を講じながら「ケニヨン・レビュー」、「パーティザン・レビュー」誌で批評活動を行う。フロイトの心理学を文学研究の基調として自我と文化環境の緊張関係を考察する。主著は「マシュー・アーノルド論」(1939年)、「文学の経験」(’67年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報