ラグアト(その他表記)Laghouat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラグアト」の意味・わかりやすい解説

ラグアト
Laghouat

アルジェリア南東部,オアシス地方北西部にあるオアシスの町。首都アルジェ南方約 330km,アトラス山脈南麓に位置し,ムジ川の3つのダムで灌漑された約 250haの地域を占める。 11世紀頃,ファーティマ朝配下のヒラール族によって設立されたらしい。その後モロッコやオスマン帝国の支配ののち,1852~1962年フランス領。2つの丘から成り,南は行政・軍事地区,北は旧市街。柑橘類,野菜,穀類などが栽培され,壁掛け絨毯織物でも知られる。北部から南方に向う交通の要衝。人口6万 7214 (1987推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む